「栽培分野」
「植物のつくりとはたらき」「植物と環境」
2016年度の日本農業検定3級の【問5】~【問6】では栽培分野の「植物の生長」について問われた。問題の考察については、随時更新をしていこうと考えています。
2016年度本試験問題より
【問5】光合成作用についての説明で、正しいものは次のうちどれですか。。
- 植物が体内で、でんぷんやたんぱく質を作り出す働きを光合成という。
- 光合成作用には光、水、酸素が必要である。
- 植物は蛍光灯の光でも光合成ができる。
【解答】3
選択肢1については、光合成についての説明だが正しくは「植物が光エネルギーを使って、デンプンやブドウ糖を合成する働きを光合成作用という」
選択肢2については、「光エネルギー」「水」「二酸化炭素」である。
【問6】植物の生育と環境についての説明で、間違っているものは次のうちどれか。
- 水は植物にも動物にも生きていくうえで必要なものである。
- 生育適温より温度が低い場合はビニールなどで保温する。
- トマトやキュウリの生育適温は10~15度である。
- 生育適温よりも温度が高すぎる時には寒冷紗などで遮光し、温度上昇を抑える工夫が必要である。
【解答】3
選択肢1については、生育適温について問われているが間違い。正しい生育適温は、「トマト:20度~25度」「キュウリ:23度~28度」である。