「栽培分野」
「トウミョウ」
2016年度の日本農業検定3級の【問27】ではトウミョウについて問われた。【問28】ではコマツナについて問われた。トウミョウについては、公式ホームページに栽培キットが販売されているくらいなので今後も出題は考えられます。育ててみたいという方はぜひ栽培キットを購入してみると実際どんなものかイメージしやすいかもしれません。
2016年度本試験問題より
【問27】トウミョウの栽培についての説明で、間違っているものはつぎのうちどれですか。
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- 種をまくときは、ばらまきにし、培養度の中に1cmほど埋める。
- 種まき後20日ほどたち、丈が10cm程度に伸びたら収穫する。
- トウミョウは大豆の若い葉と茎を食べる野菜である。
- 収穫後、かん水などの管理を続けると2回程度は収穫できる。
【解答】3
選択肢3はトウミョウはエンドウマメの若葉を食べる野菜であるので誤り。
【問28】コマツナの栽培についての説明で、正しいものは次のうちどれですか。
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- コマツナの害虫であるコナガを防ぐためには防虫ネットを使って栽培するとよい。
- コマツナの種まきは間引きを簡単にするために、ばらまきがよい。
- コマツナは酸性土壌に比較的強いが連作障害がでやすい。
- 本葉4枚までの葉は有毒な物質を含んでいるので食べることはできない。
【解答】1
選択肢2は、間引きの手間を簡単にするために、「すじまき」または「点まき」にするので誤り。選択肢3はコマツナは酸性土壌に比較的強く連作障害も出にくい。選択肢4はコマツナには記載のような有害物質はない。