「栽培分野」
「環境基礎」
2016年度の日本農業検定3級の【問44】~【問45】では「地球環境問題」についてそれぞれ問われた。
2016年度本試験問題より
【問44】地球の温暖化が様々な影響をもたらしていますが、温暖化の影響として間違っているものは次のうちどれですか。
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- 猛暑により冷房などの使用量が増え、電力不足が起こっている。
- 生物の生息環境が変化し、生態系に影響が出ている。
- 酸性雨が降る頻度が増加している。
【解答】3
地球温暖化の影響としては、1氷河、南極の氷が溶けるなどによる海面水位の上昇による陸地の絵減少、2豪雨・干ばつなどの異常気象による農作物への被害・水不足・食料不足、3猛暑による冷房などのエネルギー消費による電力不足、4生態系への影響や希少生物の絶滅、が挙げられており、酸性雨は温暖化の影響とは別の問題となる。
【問45】オゾン層についての説明で、間違っているものは次のうちどれですか。
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- オゾン層は地球の成層圏(せいそうけん)の中にある層である。
- オゾン層は生物にとって有害な赤外線を吸収して地球上の生物の身を守っている。
- フロンがオゾン層を破壊する原因物質とわかったため、フロンを使用しない商品の開発が進められた。
【解答】2
選択2んいついては、オゾン層は生物にとって有害な紫外線を吸収して地球上の生物の身を守っているので赤外線が誤り。