「地球規模の環境問題」
「フードマイレージ・バーチャルウォーター」
2016年度の日本農業検定1級の【問21】では「フードマイレージ」について問われた。環境問題については日々のニュースからも情報が入るので意識を持って暗記できるようにしたい。今回の問題では、フードマイレージの国別比較が問われているので主だった国の順位はおさえておきたい。
2016年度本試験問題より
【問21】「フードマイレージ」の説明で、間違っているものは次のうちどれですか。
- フードマイレージは、食料輸入の大きさと自給率の低さが、世界における環境・資源問題に深く関連することを示す指標である。
- フードマイレージは、食料の輸送重量に生産地から消費地までの輸送距離を掛けたもので、単位は「t・km」であらわされる。
- フードマイレージに、定められた係数値を掛けることで、その食料の輸送中に消費されるエネルギーや二酸化炭素排出量を推定できる。
- 多量の食料をアメリカなど遠距離国から輸入している日本のフードマイレージは、世界のなかでも群を抜いて大きいが、2011年の人口一人当たりの比較では韓国より小さい。
【解答】4
フードマイレージ国別比較では2011年で日本は人口一人当たりの場合でも、純粋なフードマイレージでも韓国より大きい。
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「2017年度試験対策」
2017年度の試験については2回目となります。実際のところどこまで試験問題が変更になるのか見当もつきませんが、それなりの対策が必要かと思われます。
食料の消費国(輸入国)が輸入している農産物・畜産物を仮に生産したとして必要になる水量を仮想水(バーチャルウォーター)量と呼ばれている。
→〇
日本での仮想水量は2000年時点で約600憶tに及ぶ。
→× 640億t
日本での仮想水量は2000時点では、実際に日本で使用した農業用水量590憶tよりも多い。
→〇
「フードマイレージ・バーチャルウォーター」の分野からはフードマイレージが出題されており、後半のバーチャルウォーターについてはいずれ出題されるかもしれません。
来年1級を受ける予定です。とても参考になり大変感謝しています。
1級は全部で何問でしょうか、また、配分などもわかりますか?
コメントありがとうございます!
サイト立ち上げて反応があってうれしいです。
2016年度の1級は全部で70問です。
配分は分野ごとに下のような問題数になってます。
【農業全般分野】問1~問15
【環境分野】問16~問25
【食分野】問26~問40
【栽培分野(1)】問41~問60
【栽培分野(2)】問61~問70
70%以上が合格ラインとなるようなので栽培分野が大事!になりますね。