「農業環境と保全と整備」
「農業と環境の複相的な関係」
2016年度の日本農業検定1級の【問22】では「農業環境三法」について問われた。今回の問題では、問われている三法のほかにも「農薬取締法」「有機農業推進法」「地力増進法」「食料農業農村基本法」「食品衛生法」など他の法律も問題に出題されているので概略はおさえておきたい。
2016年度本試験問題より
【問22】日本における農業環境保全のための三本柱の法律として「農業環境三法」と呼ばれているのは、次のうちどれですか。
- 持続農業法・家畜排せつ物法・肥料取締法
- 持続農業法・農薬取締法・肥料取締法
- 有機農業推進法・家畜排せつ物法・地力増進
- 食料農業農村基本法・食品衛生法・農薬取締法
【解答】1
「持続農業法」・「家畜排せつ物法」・「肥料取締法」が農業環境三法と呼ばれている。
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「2017年度試験対策」
2017年度の試験については2回目となります。実際のところどこまで試験問題が変更になるのか見当もつきませんが、それなりの対策が必要かと思われます。
1999年に化学肥料や農薬の使用などによる環境への負荷を軽減する環境保全型農業をを推進するための「有機農業推進法」が施行された。
→× 「持続農業法」の説明
2004年に完全施行された、環境に配慮した農業生産基盤と農村の整備に大きく貢献した法律は「家畜排せつ物法」である。
→〇
生物化学的酸素要求量(BOD)は水質指標の一つで、水中の有機物などの量を、その酸化分解のために微生物が必要とする酸素の量をあらわし、この値が大きいと水質は良いと言える。
→× この値が低いと水質は良いといえる。
「日本における農業環境保全の三本柱」の分野からは農業環境三法がわかるか問われた。法律名は苦手!な方も2016年度に出てきた法律の名前は一度目を通しておくとよいかもしれません。