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「栽培作物の生長と繁殖」
「環境に適応する2組の性質」
2016年度の日本農業検定1級の【問45】では「環境に適応する2組の性質」ということで「個体維持」や「種族維持」。「遺伝性」と「変異性」について問われた。なかなか触れる機会がない内容かもしれないのでしっかり基本書をおさえておきたい。
2016年度本試験問題(2016年度日本農業検定過去問)より
【問45】植物の生活史を支える基本的性質の説明で、間違っているものは次のうちどれですか。
- 植物は、栄養成長と生殖成長の2つをくりかえして、次の世代に生命をリレーしている。
- 個体維持のための栄養成長は、種子の発芽から始まり茎葉や根を増大させ自分の体をつくる営みである。
- 種族維持のための栄養成長は、花芽分化から始まり、開花・受精を経て、果実を肥大・成熟させて、再び種子を形成する。
- 種族維持のための基本的な性質として、好適な生育環境では変異性が強くなり、不敵な環境におかれると遺伝性が強くなる。
【解答】4
「今後の試験対策」
この分野では、3級、2級を勉強していると一度は目にする基本的内容なのでしっかりと覚えておきたい。1級になると内容が深く問われるかもしれないので要注意。