2016年度 農検1級【問46】




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「栽培作物の生長と繁殖」

「環境に適応する2組の性質」

2016年度の日本農業検定1級の【問46】では「環境に適応する2組の性質」ということで「個体維持」や「種族維持」。「遺伝性」と「変異性」について問われた。なかなか触れる機会がない内容かもしれないのでしっかり基本書をおさえておきたい。

 

2016年度本試験問題(2016年度日本農業検定過去問)より

【問46】種子の発芽と光の関係についての説明で、間違っているものは次のうちどれですか。
  1. 多くの種子の発芽は、光の影響を受けない中間性(非光感受性)である。
  2. 光によって発芽が促進される「好光性種子(光発芽種子)」があり、レタスやシソ、コマツナなどが代表格で、まいたあとに土は薄くかけるか覆土をせず、軽く鎮圧するだけにする。
  3. 暗いほうが発芽しやすい「嫌光性種子(暗発芽種子)」があり、カボチャやピーマン、ダイコンなどが代表格で、覆土は種子の直径の2~3倍の厚さにする。
  4. 一般に、好光性種子は種が大きく、嫌光性種子は種が小さい。
【解答】4※好光性種子は種が小さく、嫌光性種子は種が大きい

「今後の試験対策」
この分野では、3級、2級を勉強していると一度は目にする基本的内容なのでしっかりと覚えておきたい。1級になると内容が深く問われるかもしれないので要注意。
主な「好光性植物」
・コマツナ
・レタス
・イチゴ

主な「嫌光性植物」
・カボチャ
・ピーマン
・メロン
・ダイコン






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