2017年度 農検3級【問3】



「栽培分野」

「農業全般基礎【農業入門】」

2017年度の日本農業検定3級の【問3】では「田園回帰」について問われた。公式3級テキスト内では農業入門には記載がないのですが、農林水産省の「「田園回帰」の動き」に記載があります。リンクをはっておきますので理解を深めたい方はぜひ見てみてください。

2017年度本試験問題より

【問3】次のA・B・Cは「田園回帰」について説明したものです。正しいものを全て選んでいるものは①~④のうちどれですか。

  1. A:都市に住む若者を中心に、農村への関心を高め新たな生活スタイルを求める動きのこと。
  2. B:定年退職を契機として農村への定住志向が高まっていること。
  3. C:自然豊かで魅力的な子育て環境をつくる取り組みが、若い女性の移住を増やしている町がある。
  1. A・B・C
  2. A・B
  3. B・C
  4. A・C



【解答】1
【解説】今回の問では全て正しい記述が書かれている。このまま理解されると良いかもしれませんね。
農林水産省「「田園回帰」の動き」※外部リンク
農林水産省HPより→都市に住む若者を中心に、農村への関心を高め新たな生活スタイルを求めて都市と農村を人々が行き交う「田園回帰」の動きや、定年退職を契機とした農村への定住志向がみられるようになってきています。
内閣府が平成26(2014)年度に行った調査によると、都市住民の3割が農山漁村地域に定住してみたいと答えており、その割合は平成17(2005)年度に比べて増加しています。特に、20歳代男性の農山漁村に対する関心が高いこと、60歳代以上の男性については定年退職後の居住地としてUIJターンを想定していることがうかがえます。一方、女性については、全般では男性より低いものの、30歳代及び50歳代で比較的高い定住願望がみられます。

※UIJリターンとは、大都市圏の居住者が地方に移住する動きの総称で、Uターンは出身地に戻る形態、Iターンは出身地以外の地方へ移住する形態、Jターンは出身地近くの地方都市に移住する形態をいう。



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